「カバネリで10万負けた」「低設定が無理ゲーすぎる」。スマスロ カバネリ2(甲鉄城のカバネリ 海門決戦)でそう検索してこのページに来た人が多いと思う。自分は元専業で、借金900万円を抱えた経験があります。だから最初に、いちばん大事なことを書く。
この台の10万負けは、機械割のせいでは説明がつかない。設定1の機械割97.5%から計算できる期待収支は、丸一日打ってもマイナス約1.2万円にすぎない。10万負けはその約8倍だ。つまり負け額の正体は「割が悪いこと」ではなくブレ幅で、カバネリ2はそのブレ幅を大きくする構造を持っている。この記事では、その構造と実額を全部数字で出す。
このページは、元専業(借金最大900万円を経験)が「打っていい条件」と「打ってはいけない条件」を数字で判定しています。すぐ下の「先に結論」で判定を、その下の天井・やめどきの表で「今この台に座っていいか」を確かめてください。
打つ日は、その日に使っていい上限額だけを先に財布に分けておくと、天井まで追いかけてしまう事故が減ります。カード数枚と紙幣だけが入る薄い二つ折りなら、上限を超えた分は物理的に持ち歩かずに済みます。
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- 打っていい:ST終了後はCZアイコンの点灯を確認するまで。150G+α以内のボーナス期待度は52%以上とされる
- 打っていい:上位ST・ST駆け抜けのあとは天井が596G・4周期に短縮。残りゲーム数と投資額(596Gまで自力で約1.9万円)が見合えば続行
- 打つな:投資が3万円(天井1回ぶん)に届いたあとの続行
- 打つな:無名CZの2連続失敗や、ボーナス後にSTへ入らなかったことを「次は繋がる」の根拠にして追う
- 負け額:設定1(機械割97.5%)で終日8,000回転なら約1.2万円の負け。天井996Gまで自力なら約3.2万円
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カバネリ2のやめどき早見表|天井996G+αと狙い目のボーダー
ここまでの数字から、自分なりのやめどきの目安を置いておく。これは期待値を取るための狙い目ではなく、負け額を止めるための線引きだ。狙い目としての期待値計算は解析サイトを見てほしい。
| 状況 | 判断の目安 |
|---|---|
| 上位ST(景之ST以上)・ST駆け抜けのあと | 天井が596G・4周期に短縮されている。即ヤメせず、残りゲーム数と投資額(596Gまで自力で約1.9万円)を突き合わせる |
| ST終了後(通常) | CZアイコンの点灯を確認してヤメ。150G+α以内のボーナス期待度は52%以上とされる |
| 投資が3万円に届いた | 天井1回ぶんを丸ごと使った状態。ここを最初の撤退ラインに置く |
| 無名CZを2回続けて失敗した | 36%なら2連続失敗は普通に起こる。ただし投資は確実に減っている。追わない |
| ボーナスを引いたのにSTに入らなかった | 約6割しか繋がらないので想定内。「次は繋がる」は根拠にならない |
| 数千G回しても判別要素が何も出ない | 1.3倍の設定差は短期間では見えない。見えないなら低設定と同じ扱いにする |
| 負けを取り返す目的で追加投資している | 台の問題ではなくなっている。その日はやめる |
最後の1行がいちばん大事だ。自分が900万円まで行った原因は、機械割でもCZ突破率でもなく、負けを取り返そうとして座り続けたことだった。
「きつい」「出来レース」「難しすぎる」と言われる理由
カバネリ2の口コミや掲示板では、「きつい」「出来レース」「難しすぎる」という言葉が並びます。この記事で出した数字に当てはめると、どれが何を指しているのかがはっきりします。
「難しすぎる」「きつい」は、当たりまでの段階の多さから来る体感です。無名CZの成功期待度は36%、設定1のST初当りは通常時を含めた全体で1/422.5。これは異なる条件の数字で、CZ成功後にもう一度1/422.5の抽選を受けるという意味ではありません。3周期目の当選期待度18.4%も含め、どの場面の数字かを分けて見ます。
「出来レース(デキレ)」という表現は、体感であって公表仕様ではありません。この記事でも触れたとおり、公表情報に冷遇区間の記載はありません。ただ、ST継続率76%は4回に1回は1セットで終わるという意味なので、「入った瞬間に結果が決まっていた」ように感じる展開は構造的に起こります。
つまりデキレに見えるのは、関門の多さと単発率が重なった結果です。設定1と6の差は約1.30倍で、打ってからでないと分かりません。やめどき早見表のとおりに降りるのが、いちばん確実な対処になります。
上限額を先に決める人は、軍資金だけを入れる小型の財布を使うと、使いすぎを物理的に止められます。ホールには、この財布だけを持って入ります。
設定判別は「打ってから分かる」ものばかり|設定1と6の差は約1.30倍
低設定を避けられるなら話は別だ。だがこの台の設定差は、座る前には分からないものに寄っている。
公表されている主な判別要素は、下段ベル確率・ST終了画面・サミートロフィー・キャラ紹介・アイテムくじ。どれも「ある程度回してから」「当ててから」しか見えないものだ。
確率側の設定差も、決定的とは言いがたい。ボーナス初当りが 1/254.2(設定1)→ 1/195.1(設定6)で約1.30倍、ST初当りが 1/422.5 → 1/318.5 で約1.33倍。1.3倍の差は、数千ゲーム回してようやく傾向が見えてくる程度の大きさで、朝イチの数百ゲームで判断できる差ではない。
つまり実戦では「低設定かもしれないと思いながら、確かめるために投資を続ける」ことになりやすい。これが前章の投資額と噛み合うと、負け額が伸びる。
クズ管理人「まだ判別できていないから、もう少し回そう」と考えると、確認するための投資が際限なくなります。設定が分からないまま続ける場合も、その日の上限を先に決めておきたい。
それでも今日は打つ、という日はあると思います。自分もそうでした。その日にできることは、上限額だけを財布に入れて、それ以外は持ち込まないことです。意志で我慢するより、道具で物理的に区切るほうが確実に効きます。
持ち物を選ぶときに確認したい点を、こちらにまとめました。
持ち込む物を減らすいちばん確実な方法は、入る量が決まっている入れ物にすることでした。財布とバッグは、そのまま1日の上限額の装置になります。
カバネリ2の設定示唆|ST終了画面・サミートロフィー・景之STのループ
(2026年9月22日 追記)「打ってから分かる」判別要素の中身をまとめます。
| 見る場所 | パターン | 示唆 |
|---|---|---|
| ST終了画面 | 鉄下駄 | 基本パターン |
| (同上) | 集合 | 高設定期待度アップ |
| (同上) | 水着 | 設定6濃厚(当日の総消化7,001〜8,000Gで出やすい) |
| サミートロフィー | 銅/銀 | 設定2以上/設定3以上濃厚 |
| (同上) | 金/キリン柄 | 設定4以上/設定5以上濃厚 |
| (同上) | 虹 | 設定6濃厚 |
| 出典: ちょんぼりすた(2026年9月22日確認) | ||
ただしトロフィーは出にくく、店のカスタムが無い場合は設定6で8,000G回しても、いずれかのトロフィーが出るのは約30%とされています。「出なかったから低設定」とは言えません。
高設定挙動として見やすいのは景之STのループです。景之ST終了後に次回のSTも景之STになる抽選があり、当選率は高設定ほど優遇されています。また設定5の勝率は80%超・設定6は85%超とされますが、裏を返せば設定6でも7回に1回ほどは負けるということです。
カバネリ2のおみくじ・アイテムくじ|否定と高設定示唆を分ける
| 出たアイテム | 読み取れること |
|---|---|
| 来栖の刀 | 設定2・3を否定 |
| 無名のけん玉 | 設定1・3を否定。設定2は残る |
| 小吉/中吉/大吉 | 設定2以上/4以上/6が濃厚 |
2026年10月19日確認。出典:一撃・ちょんぼりすた。特定の設定を否定することと、高設定が確定することは別です。無名のけん玉だけで高設定とは決められません。アイテムの名前と絵柄を確認して判断します。
スマスロ カバネリ2(海門決戦)の基本スペック
まず前提となる公表スペックを置いておく。数値は解析サイトで公開されている値をそのまま使っている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | スマスロ 甲鉄城のカバネリ 海門(うなと)決戦 |
| 通称 | カバネリ2 |
| メーカー | サミー(タイヨーエレック) |
| 導入日 | 2026年3月2日 |
| シリーズ | パチスロ甲鉄城のカバネリの2作目 |
| AT純増 | 約6.0枚/G(払い出し枚数管理タイプの擬似ボーナス) |
| コイン持ち | 約31.4G / 50枚 |
| 天井 | 996G+α(6周期)/設定変更時・ST駆け抜け時・上位ST終了時は596G+α(4周期) |
| CZ | 無名CZ・生駒CZ・銅藍CZ の3種類 |
設定ごとの機械割と初当たり確率は次のとおりだ。ここが以降の計算の土台になる。
| 設定 | 機械割 | ボーナス初当り | ST初当り |
|---|---|---|---|
| 設定1 | 97.5% | 1/254.2 | 1/422.5 |
| 設定2 | 98.5% | — | — |
| 設定3 | 100.8% | — | — |
| 設定4 | 106.0% | — | — |
| 設定5 | 111.0% | — | — |
| 設定6 | 114.9% | 1/195.1 | 1/318.5 |
注目してほしいのはボーナス初当り1/254.2に対して、ST初当りが1/422.5という点だ。ここがこの台の性格を決めている。詳しくは後の章で扱う。
設定1の機械割97.5%が示す期待収支は「8,000回転でマイナス約1.2万円」
機械割97.5%とは「投入されたメダル100枚に対して97.5枚が返る」という意味だ。つまり投入枚数の2.5%が理論上の負け分になる。3枚がけで回すので、消化したゲーム数の3倍が投入枚数になる。
この計算で出るのが次の表だ。等価交換(20円/枚)で換算している。
| 消化ゲーム数 | 投入枚数 | 期待収支(設定1) |
|---|---|---|
| 3,000G | 9,000枚 | −225枚(約−4,500円) |
| 5,000G | 15,000枚 | −375枚(約−7,500円) |
| 8,000G | 24,000枚 | −600枚(約−12,000円) |
| 10,000G | 30,000枚 | −750枚(約−15,000円) |
朝から閉店まで打って8,000回転前後だとして、設定1に座り続けた場合の理論上の負けは約1.2万円。これがこの台の「割の悪さ」が生む損失の実額だ。
ここで話が食い違う。実際に検索されているのは「カバネリ 10万負け」「カバネリ 5万負け」「カバネリ 大負け」だ。理論値の1.2万円と、実際に報告されている負け額のあいだには10倍近い開きがある。この開きを埋めているのがブレ幅(分散)で、機械割の話ではない。



「割が悪いから負けた」で終わらせると、次も同じ負け方をする。自分がそうだった。効いてるのは割じゃなくてブレ幅のほう。
≫期待値のマイナスよりブレ幅のほうが大きい理由を確率で全部説明する
では「カバネリで10万負け」はどう起こるのか|通常時の消化ペースから実額を出す
ブレ幅の中身を、投資額のほうから見ていく。コイン持ちは約31.4G/50枚。1ゲームあたりの消費は 50 ÷ 31.4 = 約1.59枚で、等価なら1ゲームおよそ32円だ。
この台の天井は996G。当たらずに天井まで自力で行くと、通常時の消化だけで約1,585枚=およそ3.2万円の投資になる。天井到達1回で3万円を超える台だと理解しておいてほしい。
これを負け額のほうから逆算すると、こうなる。
| 負け額 | 通常時の消化に換算 | 天井到達の回数に換算 |
|---|---|---|
| 5万円 | 約1,570G | 約1.6回 |
| 10万円 | 約3,140G | 約3.2回 |
| 16万円 | 約5,020G | 約5.0回 |
この換算は回収がまったくなかった場合の下限値だ。実際にはATを引けば多少は戻るので、同じ負け額に到達するにはこれより多く回していることになる。裏を返せば、10万負けは「天井を3回も踏みながら、戻りがほとんど無かった日」の姿だと言える。
1日で3〜5回の天井到達は、決して珍しい引きではない。だから「10万負け」という報告は、この台のスペック上ふつうに起こり得る範囲に入っている。異常な事故ではなく、構造から出てくる数字だというのがこの記事の結論だ。
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「無理ゲー」と言われる正体は、CZ突破率36%とST 1/422.5の二重関門
ではなぜ戻りが薄くなるのか。カバネリ2は擬似ボーナスを連打してSTを目指す構造で、そこに関門が2つある。
1つめがCZだ。3種類あって、突破率にはっきり差がある。
| CZ | 突破率 | 意味 |
|---|---|---|
| 無名CZ | 36% | 約3回に2回は失敗する |
| 生駒CZ | 46% | 半分より下 |
| 銅藍CZ | 78% | ここを引ければ本命 |
いちばん出現する無名CZの突破率が36%。3回に2回は投資を積んだうえで何も起きずに通常時へ戻る、ということだ。「無理ゲー」という言葉が出てくるのは、ここの体感が大きいと思う。
2つめの関門が、先に触れた初当たり確率のズレだ。ボーナス初当りは1/254.2なのに、ST初当りは1/422.5。つまりボーナスを引いても、それがSTに繋がるとは限らない。単純計算で 254.2 ÷ 422.5 = 約0.60、ボーナスを引いてもSTに入るのは6割程度という関係になる(公表値からの逆算による推測)。
投資を積んでCZを引き、36%を通してボーナスに入り、そこからさらにSTを目指す。関門を2つ抜けないと純増6.0枚/Gの出玉ゾーンに入れない。これがブレ幅を大きくしている構造だ。「弱AT」「続かない」という評価も、ここから来ていると考えられる(推測)。
なお、同じサミー系の擬似ボーナス連打機として、2026年9月7日にスマスロ リコリコ(リコリス・リコイル)が導入された。CZ突破率は公表値からの逆算で約60%と、カバネリ2の無名CZ36%より通りやすい設計だ。ただしAT初当り自体は1/328.8とこちらより重く、天井850Gまで自力で回すと約2.7万円かかる。
「周期が進まない」と感じる理由|150Gは目安で、実際はチャンス目のポイント制
カバネリ2について検索されている言葉のひとつが「周期 進まない」だ。これはスペックを見ると理由がはっきりする。
この台の周期はゲーム数ではなくポイントで管理されている。規定ポイントに到達して1周期で、ポイントは主にカバネチャンス目から獲得する。解析上の目安は150Gで1周期、300Gで2周期だ。
ここでチャンス目の確率を見てほしい。単独チャンス目の合算は1/15.0。つまり平均すると15Gに1回で、150G回せば10回前後引ける計算になる。「150Gで1周期」はこの平均を前提にした目安だ(公表値からの逆算・推測)。
だからチャンス目を引けない区間に入ると、ゲーム数だけが進んで周期が置いていかれる。200G、250G回しても周期が1つしか進まない、ということが起こる。これが「進まない」の正体で、不具合でも冷遇でもなく、ポイント制の設計そのものだ。
「カバネリ チャンス目確率 嘘」「チャンス目確率がおかしい」と検索されるのも、ここが原因だ。1/15.0は平均値であって保証値ではない。50G引けないことも普通に起きる。確率がおかしいのではなく、ばらつきがそのまま周期の遅れになって見えているだけだ。
そして投資の話につながる。前の章で1ゲームおよそ32円と計算した。周期が進まない100Gは、それだけで約3,200円が消えているということになる。
3周期目の当選期待度は設定1で18.4%|ここに約2倍の設定差がある
周期の話で、もうひとつ押さえておきたい数字がある。3周期目のボーナス当選期待度に、設定1で18.4%、設定6で37.1%という設定差があることだ。
これは約2.02倍の差で、初当たり確率の設定差(約1.30倍)よりはるかに大きい。言い換えると、設定1では3周期目まで来ても5回に4回は当たらない。1・2周期がチャンス周期とされている一方で、そこを抜けた先の期待度が設定によって倍近く違う設計になっている。
低設定を掴んだときに投資が伸びやすいのは、この構造が効いていると考えられる(推測)。1周期あたり150Gの目安で3周期=約450G。ここまで来て当たらない展開が、設定1では8割を占める計算になる。
ST継続率76%が意味すること|4回に1回は1セットで終わる
関門を抜けてSTに入れたとしても、そこから出玉が伸びるかは別の話だ。STの継続率は次のようになっている。
| ST種別 | 継続率 | 平均継続セット数 |
|---|---|---|
| 通常ST | 約76% | 約4.2セット |
| 景之ST | 約83% | 約5.9セット |
| 真・景之ST | 約89% | 約9.1セット |
| 裏・景之ST | 約89%以上 | 期待値 約3,600枚 |
平均継続セット数は継続率から計算した値だ(1÷(1−継続率))。ここで見てほしいのは通常STの76%。4回に1回は1セットで終わるということで、実際に引くのは多くの場合この通常STになる。
逆に一撃が見えるのは裏・景之STの期待値約3,600枚のような上位ゾーンだ。ただしそこに入るには、CZを抜け、ボーナスを抜け、STに入り、さらに上位へ昇格する必要がある。「万枚」の話が出るのはこの上位ゾーンの性能によるもので、通常STの76%とは別物だと切り分けておいたほうがいい。



上位STの数字を見て期待するのは自由だけど、自分が実際に引くのは通常STのほう。ここを混ぜて考えると財布が壊れる。
「冷遇」と検索されているが、公表情報に冷遇区間の記載はない
「カバネリ2 上位後 冷遇」という調べ方もされています。上位STが終わった後に当たりが重くなる区間がある、という見立てです。ただし上位後に冷遇される区間があるという記載は、公表情報にはありません。
(2026年9月22日 訂正)以前ここで「上位STを抜けたあとは通常状態に戻るだけ」と書いていましたが、不正確でした。解析では、景之ST以上の上位STが終わったあとは、朝一リセット時と同じくゲーム数天井が596G、周期天井が最大4周期に短縮されます。さらに景之ST終了後には次回のSTも景之STにするループ抽選があり、当選率は高設定ほど優遇されています(出典:ちょんぼりすた)。
| 直前の状況 | 天井 | 狙い目(解析サイトの目安) |
|---|---|---|
| 朝一リセット | 596G・最大4周期 | 60G〜ST当選まで |
| 上位ST(景之ST以上)後 | 596G・最大4周期 | 80G〜ST当選まで |
| ST駆け抜け後 | 596G・最大4周期 | 90G〜ST当選まで |
| ST連チャン後(通常) | 996G・6周期 | 570G〜ST当選まで |
| 出典: ちょんぼりすた(2026年9月22日確認) | ||
つまり上位後は冷遇どころか、天井が近くなっている分だけ条件の良い状態です。実戦データでは上位ST後の1周期目の当選率がやや低い傾向も見られますが、期待枚数は高め(上位STの引き戻しの影響とみられる)とされています。なお596Gまで自力で回すと約1.9万円(コイン持ち31.4G/50枚から計算)です。上位STに入っていたかどうかは、データカウンターの連チャン履歴に「7G前後のBB」があるかで見当がつきます。
「ゴミ台」という言い方が出るのも同じ場面です。上位STまで届いた直後に通常へ落ち、そこからまた1/422.5を引き直す。この落差が評価の言葉になっています。
「カバネリ 海門 冷遇」「景之ST後 冷遇」といった検索も多い。ここは正直に書く。解析サイトで公表されている情報のなかに、「ST終了後に冷遇区間がある」という記載は見つからない。待機区間やペナルティ的な仕様も、公表ベースでは確認できなかった。
ではなぜ冷遇されている感覚が残るのか。新しい数字を持ち出さなくても、ここまでに出した数値だけで説明がつく。
- 通常STは76%=4回に1回は1セットで終了する。当たった直後に終わる体験が定期的に起こる
- ST後に通常時へ戻ると、周期はポイント制でチャンス目待ちになる。引けなければゲーム数だけが進む
- 設定1なら3周期目でも当選期待度18.4%。ST後に一気に遠のく展開が起こりやすい
- ボーナスを引いてもSTに入るのは約6割。当たった感触があるのに出玉に繋がらない
この4つが重なると、「当たった直後に終わって、そこから急に当たらなくなった」という体験になる。これを冷遇と呼びたくなるのは分かる。ただし仕様として冷遇区間が確認できているわけではないので、「冷遇に入ったから続行しても無駄」でも「冷遇が抜けたから狙い目」でもない。どちらの方向にも、判断材料としては使えないというのが公表情報から言えることだ。
「チャンス目の確率が嘘なのでは」という声も同じ構造だと思う。単独チャンス目の合算は1/15.0だが、これは平均値であって引けない区間は普通に発生する。体感が確率とズレるのは、確率が嘘だからではなくブレ幅があるからだ。
「冷遇の特徴」と「低設定の特徴」は、打っている最中に見分けられるのか
「カバネリ2 冷遇 特徴」という調べ方をしている人が多いので、冷遇と呼ばれている状態の特徴を、上で挙げた4点から整理し直しておく。
- 当たった直後に終わる(通常ST継続76%=4回に1回は1セット)
- ST後に当たらなくなる(通常時はポイント制のチャンス目待ちで、引けなければゲーム数だけが進む)
- 深い周期まで進んでも決まらない(設定1は3周期目でも18.4%)
- ボーナスを引いてもST非突入(約6割しかSTに入らない)
見てのとおり、これらは低設定を打っているときの見え方とほとんど同じだ。どちらも「当たらない」「伸びない」という同じ形で出てくるので、打っている最中に冷遇の特徴と低設定の特徴を切り分けることはできない。
そして前半の設定判別の章で書いたとおり、低設定かどうかの判別材料も、この台では座る前には見えない。つまり「冷遇の特徴が出ているから離れる」「特徴が出ていないから続ける」という判断は、どちらも成立しない。判断の軸は台側ではなく、当日いくら使ったかという自分の側に置くしかない。
検索では「カバネリ キツすぎる」「高設定 負け」という言葉も多い。前半の設定判別の章で見たとおり設定差は約1.3倍しかないので、高設定でも1日単位では普通に負ける。「高設定のはずなのに負けた」は判別ミスの証拠にならないし、キツすぎるという体感も低設定の証拠にならない。どちらも、この台の振れ幅の中の出来事だ。
まとめ|カバネリ2が勝てないと言われる理由
スマスロカバネリ(通称カバネリ2)の勝てない理由を最後にまとめます。
- 設定1の機械割97.5%から出る期待収支は、8,000回転でマイナス約1.2万円。10万負けは機械割では説明できない
- コイン持ち約31.4G/50枚なので、天井996Gまで自力で行くと約3.2万円の投資。10万負けは天井3回ぶんに相当する
- いちばん出現する無名CZの突破率は36%。3回に2回は失敗する
- ボーナス1/254.2に対しST 1/422.5で、ボーナスを引いてもSTに入るのは6割程度(公表値からの逆算・推測)
- 設定差は約1.30〜1.33倍で、判別要素は打ってからしか見えないものに寄っている
- 周期はポイント制(目安150Gで1周期)。チャンス目1/15.0を引けない区間はゲーム数だけが進む
- 3周期目の当選期待度は設定1で18.4%・設定6で37.1%=約2.02倍の設定差。初当たりの1.30倍よりはるかに大きい
- 通常STの継続率は約76%=4回に1回は1セットで終了。万枚の話は上位ST(裏・景之ST期待値約3,600枚)の性能で別物
- 「冷遇」は公表情報に記載がない。体感の正体は上の4点の重なりで、狙い目にも撤退根拠にも使えない
- 結論:割の悪さではなくブレ幅の大きさが負け額を作っている台。低設定を掴んだまま確かめ続けると、負けは理論値の何倍にもなる
数値は解析サイトの公表値に基づくもので、実戦の結果を保証するものではない。「推測」と書いた箇所は公表値からの逆算であり、確定情報ではない。
≫スマスロが無理ゲーな理由|低設定が出さない仕組みを12機種で検証
ここまで読んで、負けが借金に変わりはじめている…と心当たりのある方へ。
負けを取り返そうとして借りたお金は、打ち続ける限り増え続けます。でも、家族にバレずに借金を減らす方法は実際にあります。名前を言わずLINEで相談できる窓口もあるので、ひとりで抱え込む前に選択肢だけでも知っておいてください。
「勝てない」と気づいたなら、やめどきはもう来ている
この記事を読んで負けのパターンが見えてきたなら、それが損切りのサインです。「次こそ取り返せる」という感覚ほど危ない。やめる方法が気になり始めた今が、一番動きやすいタイミングです。
※Amazonのアソシエイトとして、スロプードットコムは適格販売により収入を得ています。
負けた日ほど、体は確実に消耗しています。ホールの騒音と液晶の凝視で耳と目に負担がかかっている自覚があるなら、次に座る前に耳と目を休ませてあげてください。
≫原作アニメをプライム会費だけで観られる12作品の一覧を見る
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機種を変えても、同じ場所で同じように負ける
この台がハズレなだけで、別の機種なら違うのではないか。自分も同じことを考えて、ホールの中を何年も渡り歩きました。ただ、当サイトで1機種ずつ検証してきた結論は逆でした。設定1の機械割はどの機種も97〜98%台に密集していて、負け方の形が違うだけです。同じ疑問を持って読まれている他機種も置いておきます。
打つ日の持ち物と、負けた日の出口
天井狙いや設定判別で長く座る日は、スマホで期待値表を見ながら、財布・スマホ・バッテリーを手元に置いて打つことになります。両手が空くショルダーバッグにまとめておくと、席を立つたびに荷物を抱える手間がなくなります。
負けが込んで、返済や生活費が回らなくなっているなら、台の選び方より先にお金の側を止めるほうが先です。




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